「使用済紙おむつのリサイクル」

 

令和589日、使用済紙おむつに関して、環境省は自治体・企業における使用済紙おむつの再生利用等の取組を更に拡大させ、2030年度までに実施・検討を行った自治体の総数を100自治体とするとともに今後の状況に合わせた柔軟な対応を行い、持続可能な取組にしていくと発表をしています。

 そのような発表があった中で令和628日、弊社と浜松市及び栗田工業()3社で使用済紙おむつに関する包括連携協定書を締結いたしました。その内容は浜松市における使用済み紙おむつのリサイクルに向けて実証実験の実施、資源化施設の設置に関すること、回収スキームの構築など、継続的に意見交換を行いリサイクルの実現に向けた取組を推進することを目的としています。推定される浜松市の使用済紙おむつ排出量は1200トン/年(2021年家庭系)、4500トン/年(2021年事業系)ですが全て市の焼却場で燃やされています。紙おむつは水分量が多く焼却にはかなりのエネルギーを必要とします。また水分を吸収する高分子吸水材は焼却炉内にも影響を与えると聞いています。これまでは技術的にも衛生的にもリサイクルすることが難しかった使用済紙おむつですが、今回栗田工業が開発した機械は洗浄、殺菌、破袋、分別装置を兼ねそろえたものになります。また分別された廃プラ、パルプはリサイクルが可能ということも特徴です。このようにリサイクル技術は間違いなく進化していますがまだまだ越えなければならないハードルはたくさんあると思います。これを機に多くの方からご協力を得て使用済紙おむつのリサイクルが実現できるように取り組んでいきたいと思います。