「静岡県産業廃棄物協会青年部」

 

 

静岡県産業廃棄物協会青年部に6〜7年間幹事として在籍してきましたが今年の5月をもって卒業することになりました。もともと工場を管理する立場にいた私は、あまり社外の人と出会う機会が少なかったのですが、青年部に入り多くの同業者、排出事業者の方と出会えたことにとても感謝しています。また、この間多くの事業にも参加をさせていただき沢山の思い出として残っています。その事業の一つとして行っている「環境出前講座」についてご少しだけ御紹介したいと思います。この事業は障害者の就労支援を目指し、協会青年部が県内の特別支援学校で児童生徒に廃棄物処理の仕事や社会的意義を分かりやすく解説し、障害者が職場の戦力として活躍できることを伝える講義になります。初年度の17年度は1校でしたが、今では年間4校の県内小中学部、高等部で実施しています。講義の内容は不法投棄が引き起こす害やリサイクルの大切さなどをクイズや映像、体験を交えながら紹介し職業の選択肢とみてもらえるよう、廃棄物処理業の仕事を丁寧に説明しています。先日も吉田特別支援学校で講演してきましたがとても多くの生徒、先生に喜んでいただきました。生徒がパッカー車に乗った時には満面の笑みではしゃぎ、その時の笑顔はとても印象的でした。

 このような素晴らしい事業や社会にとって重要な事業などはこれからも積極的に取り組んでいただき業界発展に繋がってほしいと思います。